1993年ー1999年フジテレビで放送されていた
「料理の鉄人」というテレビ番組をご存知でしょうか。
当日調理開始直前に発表される「今回の食材」を使って
制限時間内に調理する。料理人同士が対決番組。
私も子供の頃、
毎回楽しみに見ていた記憶があります。
番組が終了したときは本当に残念でしたね。
ご覧になっていましたか?
こんにちは。
【セルフプロモーションマーケティング】主宰
共感プロモーションの専門家 安田裕紀です。
昨夜放送の「1分間の深イイ話」の中で
「料理の鉄人」対戦回数72戦の
中華の鉄人・陳建一さんの話が紹介されていました。
陳さんは、料理の鉄人の勝率7割という
驚異的な結果を残しています。
陳さんの驚異的な勝率の秘策は、
【 何をつくるかではなく、誰が食べるか。 】
なんと、料理の審査を行う3人の審査員ごとに
「味付け」を変えていた!
というのです(驚)
・甘いものが好き。
・辛いものが苦手。
・濃いめの味付けが好き。
などなど
毎回番組の冒頭の会話で話される
審査員たちの”味の好み”をしっかりと記憶し、
それぞれの審査員の好みに合わせて
同じ料理でも微妙に味の違いを出していたそう。
・甘いものが好きな人には甘さを加えた皿を。
・辛いものが苦手な人には辛さを抑えた皿を。
・濃い目の味付けが好きな人には味を濃くした皿を。
短い制限時間内に
単に与えられた食材で最高の料理を創るだけでなく、
「食べる人」のことを考え、
ひとりひとりを喜ばせる工夫をしていたのです。
【目の前に居る、食べる人ひとりひとりを喜ばせる。】
料理人としての
プロフェッショナリズムを感じました。
この陳さんの姿勢は、私たち個人起業家にも
大いに学び得るものがある。
と私は想います。
売りたいものを売っている。
書きたいことを書いている。
創りたいものを創っている。
このスタンスで捉えている内は、
お客様から”喜んでお願いされる”起業家にはなれません。
商品やサービスを創る上では、
「何を創るかではなく、誰が使うか。」
ブログやメルマガで発信する上では、
「何を書くかではなく、誰が読むか。」
名刺やチラシを作成する上では、
「何をつくるかではなく、誰が見るか。」
徹底した、【顧客脳】に成り切り、
脳や目線をお客様に合わせることができるか。
起業家としての原点だと想います。
迷ったら、悩んだら原点に戻る。
ぜひ、あなたもチャレンジしてみてくださいネ(^_-)☆
【今日の言葉】
「 何をつくるかではなく、誰が使うか(^0_0^) 」
みなさんはどう思われましたか?