プロとしての伝え方、できていますか？
私たち女性起業家にとって
丁寧な言葉遣いは、
信頼や安心感をお客様に届けるための
基本的なマナーだと教わってきましたよね。
しかし、
丁寧に伝えることによって
大切なことがうまく伝わらない
という場合があるんです。
そこで今回は、
丁寧すぎて伝わらない！プロとして信頼される伝え方のコツ
というお話をします。
必要以上に丁寧な言葉遣いは伝わらない
おっしゃってくださった
言っていただいたと思うのですが
見てくださっていますか？
こんな言葉を使っていませんか？
信頼や安心感をお客様に届けるために、
丁寧な言葉遣いは大切です。
しかし、
丁寧すぎる言い回しは
かえって違和感を与えてしまったり、
伝えたいことが伝わらなくなってしまうことが
あるんです。
遠回しに言葉を選びすぎて、
『結局何が言いたいの？』
と困惑してしまう場面はありませんか？
例えば、
新しいお客様に商品の提案をした際、
失礼にならないようにと気を遣いすぎて、
話し方が曖昧になってしまい
結果的にお客様に、
『本当に自信を持って
提案しているのだろうか？』
と思われてしまったり…。
私たち女性起業家にとって、
相手に丁寧さを伝えることは確かに重要です。
しかし、
それ以上に大切なのは、
『何を伝えるか』ということ。
過度な言葉遣いや配慮が、
本来伝えたかったメッセージを
曖昧にしてしまうこともあるのです。
丁寧すぎる言葉のデメリットは？
1. 誤解を招く可能性
遠回しな言い方や配慮しすぎた表現は、
肝心なポイントが
ぼやけてしまうことがあります。
たとえば：
「もし可能であれば…」
「ご迷惑でなければ…」
などのフレーズは、
控えめに聞こえる反面、
お客様に
「この提案は本当に自信があるのだろうか？」
と不信感に繋がりやすくなってしまいます。
2. 信頼感が薄くなる
必要以上にへりくだった言葉遣いは、
自信のなさやプロとしての頼りなさを
感じさせてしまいます。
例えば…
「この商品はお客様のご希望に合うか分かりませんが…」
という控えめな表現が
せっかくの提案も説得力をなくしてしまう
可能性があります。
丁寧さよりも、
自信を持って提案する
言葉遣いを心がけましょう。
3.言いたいことが伝わらない
丁寧すぎる前置きや
過剰な気遣いが長引くと、
「結局何が言いたいの？」と
思わせてしまうことがあります。
何度も
「お時間をいただいて恐縮です」
「差し支えなければ…」
と前置きをしてしまうと、
肝心な提案や情報が
後回しになってしまいます。
要点を先に伝え、
簡潔な表現を心がけましょう。
4.お客様の本音が引き出せない
丁寧すぎる言葉遣いが
お客様に「こちらも遠慮しなきゃ」と思わせてしまい、
お客様の本音や要望を
引き出しにくくなることがあります。
丁寧さの中にも
フレンドリーさを取り入れましょう。
相手がリラックスできる空気感を
作ることが大切です。
どんな伝え方をすればいいの？
1. 断定的な表現を心がける
曖昧な表現は自信のなさを感じさせてしまいます！
「〜かもしれません」「〜と思います」ではなく、
自信を感じさせる言い切りの表現をしましょう。
- ×：「おそらくこの方法が役立つと思います。」
- 〇：「この方法は役立ちます。ぜひお試しください。」
「思います」「かもしれません」を使う癖があったら、
今すぐやめて、
「です」「ます」で締める練習をしましょう。
どうしても断定が難しい場合は、
「この方向性が最適だと考えています」
といった言い換えで信頼感を与えましょう。
2. ポジティブな言葉を選ぶ
控えめすぎる表現がネガティブな印象を
与えてしまいかねません。
前向きな言葉を意識しましょう。
- ×：「リスクが高いですが、試してみていただければ…」
- 〇：「この方法は新しい挑戦になりますが、大きな成果が期待できます。」
「不安」「問題」といったネガティブワードを、
「挑戦」「改善」「可能性」などの
ポジティブなワードに置き換えてみましょう。
また、
相手に期待感を持たせるフレーズを使ってみましょう。
例：「これを取り入れることで、〇〇の改善が期待できます」など。
3. 背景や根拠を明確に伝える
根拠が弱いと説得力が欠けてしまいます。
「自信がある」だけではなく、
その理由を伝えることで、
相手も納得しやすくなります。
具体的なデータや実績を補足しましょう。
- ×：「この商品はおすすめです。」
- 〇：「この商品は、過去1年間で〇〇社で導入され、多くの成果を出しています。」
数字や事例を用いて説得力を補強してみたり、
「なぜこの提案が良いのか」を
論理的に説明する練習をしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
丁寧すぎて伝わらない！プロとして信頼される伝え方のコツ
というお話をしました。
人に教える仕事をしている人は、
相手をお客様扱いすることで
勘違いさせてしまいます。
また、
丁寧すぎる表現は、
言葉が多すぎて
「本当に伝えたいことが伝わらない」
ということを招いてしまいます。
こんな言い方してしまっていたかも…。
と思ったら
無意識な丁寧すぎる言葉遣いは、
今日からやめて、
プロとしての自信のある言い方を
身につけてみましょう。
