ブログ、メルマガ、SNS、ランディングページ、メール、LINEなど、
多くの場面で文章を書く、伝える必要がありますが、
書くことに苦手意識を持つ起業家は少なくありません。
SNSやYouTubeなど動画がどんどん主流になる中でも、
文章はビジネスでまだまだ大切な役割を担っていますよね。
なので、1日も早く、文章の苦手意識を克服することはとても大切です。
この記事では、文章が苦手な人の特徴や、苦手意識をなくすための捉え方、
どんな場面でも使える！伝えるのではなく伝わる文章を書くための基本的な構成をお伝えします。
文章が苦手な人の特徴と悩み
文章を書くのが苦手と思っている人には、いくつかの特徴があります。
あなたに当てはまるものはありますか？
文章の悩み1：途中で何が言いたいかわからなくなる
ブログを書いている途中で、始めたときのポイントが、
書いているうちに何を言いたかったのか思い出せなくなることありませんか？
気がつくと本題からずれてしまっていたり、
何を伝えたいのか自分でもわからなくなるというお悩みがあります。
文章の悩み2：書き始めること自体が難しい
最初の一文が思い浮かばず、時間だけが過ぎていく…。
書くことへのプレッシャーが原因で、最初の一歩が踏み出せず、
文章に苦手意識を持ってしまっている人が多いです。
文章の悩み3：読者が何を求めているか分からない
メルマガやSNSの投稿をする際に、読者やフォロワーが本当は
何を期待しているのかがつかめず、不安になることがありませんか？
自分が書いた内容が読者にとって本当に価値があるのか、
どの部分に興味を持ってもらえるのかが見えず、
なかなか書く内容が定まらずに苦労しているというお悩みがあります。
文章の悩み4：言いたいことが多すぎて何を書けば良いのか選べない
伝えたいことが多すぎて、どれを選んで伝えるべきか絞りきれず、
迷ってしまうことありませんか？
結局まとまりきらずにそのまま出さずにいるブログやメルマガがある
という話もよく耳にするお悩みです。
文章の悩み5：文章が長くなってしまう
悩み4にも続く内容ですが、
自分にとってどれも大事に思えて、詰め込みすぎて、
ついつい文章が長くなってしまうということはありませんか？
長すぎる文章は読んでもらえないどころか、
重要なポイントが埋もれてメッセージがわかりにくくなってしまいます。
文章の悩み6：言葉が堅苦しくなってしまう
想いはあるのに、書くとなると堅苦しくなって、
なんだか自分の文章は、親しみや人間味を感じないな…と感じることはありませんか？
ビジネスや仕事だという意識が、
感情をなかなか表現できずに、どうしても硬い言い回しになってしまうのは、
よく耳にするお悩みです。
文章に苦手意識を持つ人にやってほしい3つのアドバイス
短い文章から始めてみよう！
最初から長く書こう、しっかり書こう、とするのではなく、
シンプルで短くて簡単な文章からスタートしていきましょう。
文章が苦手な人にとってブログやメルマガはハードルが高く感じるかもしれません。
なので、SNSからはじめてみても良いですね。
話すように書いてみよう！
「文章を書くのが苦手」と言っている人も、
話を聞いてみると、想いを持っていたり、どんどん言葉が出てくるのですよね。
それが、パソコンを目の前にして”いざ書く！”となると身構えて
言葉が出てこなくなってしまうのでしょう。
お客様が目の前にいると想像して、話しかけるつもりで書き始めてみましょう。
会話するように文章を書き進めるのがコツです。
完璧を求めず書き切る
完璧を求めて、途中でやめてしまうことも多いもの。
出さずに下書きやメモに残っているブログやメルマガがあるという人も多いです。
文章に100点満点の正解はありません。
完璧よりも、書き切ることをやりきっていくことで上達していきます。
文章の上達は、練習あるのみ！
書けば書くほど「書き慣れ」てきますし、
あなたらしい文章を書くためのコツを掴むこともできます。
【盲点】起業家の文章には、小説家のような文章力は不要！
ここでひとつ知っておいてほしいのは、
起業家が書く文章に、小説家のような文章力は必要ありません！
小説家のような複雑で美しい表現が求められているのではなく、
「あなたのお客様の心を動かすことができるか」がもっとも大切。
複雑な言葉よりも、シンプルで分かりやすい言葉を使って、
あなたやあなたの商品・サービスの価値を伝えられるか。
あなたの想いに共感してもらえるか。
お客様にどんなメリットがあるのか、どんな未来が得られるのかを
明確にストレートに伝えられるかの方が重要になってきます。
そして、自分の言葉で、素直にメッセージを伝えることが、
読者に信頼感を持ってもらう一番の方法です。
複雑な言い回しよりも、正直でクリアな表現が信憑性は高まるのです。
つまり、起業家が目指したい文章は、
言葉をシンプルに使い、正直に自分のメッセージを伝えること！なのですね。
これさえ覚えればOK！伝えるのではなく伝わるラブレター構造を活用しよう！
文章を書くのが苦手という人に、ぜひやってもらいたいのが、
いきなり文章を書き始めるのではなく、構成を決めて書くというやり方です。
これは、ブログを書くとき、動画のシナリオを考えるとき、レジュメや原稿を考えるとき、
ランディングページをつくるとき、どんな場面でも活用できる構成です。
覚えておきたい
伝えるのではなく伝わる！ラブレター構造
What（何を伝えたいか）： いちばん伝えたいことは何か？
例：私たちは地元の食材を使った健康的な弁当を提供しています。
Why（なぜそれを伝えたいのか）： 理由や根拠、ストーリーは何か？
例：地元の食材は新鮮で、体にも良いからです。
How（どうやって伝えるのか）： 具体的な手段や方法
例：オンラインでの注文を受け付け、地元で直接配達します。
構成を決めて書くことを繰り返すことで、
あなたの中に、伝わる文章を書くためのコツが浸透していきます。
続けることで、頭の中でも組み立てられるようになってくるのでぜひ取り入れてほしい練習法です。
まとめ
いかがでしたか？
文章は一朝一夕で上達するものではありませんが、
書き続けることによって必ず上達していきます。
伝わる文章の基本構成を事前に考え、シンプルな言葉を使って、
あなたが伝えたいことをはっきりと書くこと。
お客様に、読者に「伝わった！」という体験を
ぜひあなたにもしてもらいたいです。続けてみてください。
