キリン別格シリーズのヒットを見ても、今のお客様を冷静に理解することで、選ばれるために起業家としてすべきことが見えてきます。
こんにちは。
ヒットメイクコンサルタント
安田裕紀です。
発売当初から注目を集め
初回出荷数2400万本を突破した
キリン「別格」シリーズ
ヒットメイクの裏側最終回です。
▼今までのおさらいはこちら
ビジネスを行う上で、
「お客様を知る」
ことはとても大切です。
自分が売りたいもの
自分が伝えたいこと
ではなく、
お客様が求めているもの
お客様が目に留まるもの
でなければ、
どんなに優れた商品やサービスであっても、
「暗闇の中のカラス」
から脱却することはできません。
キリン「別格」シリーズが
生まれた経緯をリサーチしてみると、
時代背景を正しく把握し、
今の時代のお客様に選ばれるためのヒントが隠されていました。
今のお客様は、
足りないものはない。
もしくは、
欲しいモノがコモディティ化
していてつまらない。
(差別化されずにどれも同じに見えて違いがわからない状態)
のどちらかです。
また、日々接している
情報が多すぎて、
新しいブランドを
乱発しても覚えきれないのが現状。
たとえば、
ドラッグストアに行って、
シャンプーコンディショナーの棚を見てみてください。
コンビニに行って、
ドリンクコーナーを見てみてください。
”新商品”
”新発売”
と書かれている商品の中でも、
知らないものばかりではないでしょうか。
1、モノに溢れている
2、目が肥えている
3、情報に触れすぎている
そんな今の時代のお客様はどこへ向かうのか。
本当に信じられるもの
「自分の中の定番ブランド」
へと収れんされていく。
のだと言われています。
ネーミングのところでもお話したように、
キリン「別格」シリーズは、
飲料としては200円という
高めの値段設定ながらも、
キリン史上最高の製法によって、
お客様が得られる価値
お客様が感じる品質
が想定を超えることを可能にしたことで、
これだけの注目を集めているのです。
つまり、
今の時代、これからの時代、
「ホンモノ」だけが生き残れる時代
になっていくのだということがわかります。
薄っぺらい知識や情報の専門家
インパクトだけの商品
目新しいだけのサービス
は確実に淘汰されていくのです。
これからの時代を生きる
私たち起業家は、
ホンモノの知恵
ホンモノの品質
ホンモノの価値
を日々研究・追求し、
常にお客様の期待を超えて
いくことが必要になってきます。
2015年さらに飛躍するために、
ぜひ、自分の専門分野を極めていきましょう!