問題の根っこを見つける「5段階問題発掘法」を
フレームワークで実践してみましょう。
こんにちは。
ヒットメイクプロデューサー
安田裕紀です。
頭の中の想い(PLOT=構想)を
カタチにする(フレームワーク=枠組み)
PLOTフレームワークを扱っているからこそ、
私たちは、
現状を把握するときも、
問題や課題を見つけるのも、
解決策や戦略を考えるのも、
いつもいつもそばに「フレームワーク」があります。
たとえば、月のはじめには、
目標を立てる方が多いと想います。
売上や顧客数、アクセス数などの
目標数値であったり、
これを実現したいという青写真であったり。
わたしの場合、
目標がないと動けないタイプなので、
考動をフォーカスするためにも
必ず目標を立てるようにしています。
一度、その月の目標を立てずに
動いていたところ、
途中で混乱してしまい、
とんでもないことになりました。
(それ以来もう、二度としません。笑)
と同時に、大切になってくるのが、
「なぜうまくいかなかったのか」
「なぜ到達できなかったのか」
という前月、もしくは今までの
ほんとうの問題を把握し、解決策を見つけること。
見直しと改善ですね。
起業家、個人事業主を
指導サポートする中で感じるのは、
多くの方々が、あれもこれもと
沢山のことを変えようとします。
以前のわたしもそうでした。
決めた目標に到達できなかったとき、
「できなかった理由」を思いつくまま書きだして、
そのすべてをなんとか変えようと考えていました。
それが自分の中での改善方法だったのです。
「できなかった理由」や
「うまくいかなかった理由」って
あげだすとどんどん出てくるのですよね。
書き出しているうちに、
やはり自分にはできないんじゃないか。
なんてマイナス思考に陥ってしまったり、
自信をなくしてしまったり。
できなかった理由や原因を
たくさん見つけられたとしても、
それを瞬間で全部変えることはなかなか難しい。
あれもやらなきゃ。
これもやらなきゃ。
と思考や考動が分散してしまったり、
自分を無意識に追い込んでしまったり、
そして、往々にして新しいノウハウややり方に
解決策を求めてしまいがちなのです。
できなかった理由を
たくさん見つけるよりも、
成果に繋がるほんとうの問題
(問題点の根っこ)
を見つけ出す方がよっぽど簡単で考動しやすくなる。
目標は立てることが
大切なのではなく、
突破しつづけるために
考動に集中することが大切なのです。
つまり、過去や今ではなく、
未来に集中すること。
ほんとうの問題を見つける方法として、
「トヨタ式問題解決手法」の中のひとつとしても有名で、
ご存じの方も多いと想いますが、
「なぜの深堀り」をおすすめします。
やってみると、
根底にある問題点の根っこは、
考動パターンだったり、
思考パターンだったり。
今すぐ変えられる
ほんの小さなことだったり。
つまり、目標達成できなかったのは、
がんばっていなかったわけではなく、
根底にある問題点の根っこを、
見直し、改善することが足らなかっただけ。
と気づくことができます。
大切なのは、
問題の根っこを見つけ出し、
そのひとつを乗り越えること。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
【今日の実践PLOTフレームワーク】
【例題】「目標が達成できない」
なぜ、目標達成できなかったの?
→立てた計画通りに行動しなかったから。
なぜ、立てた計画通りに行動しなかったの?
→やり残してしまう作業があったから。
なぜ、やり残してしまう作業があったの?
→やろうとしたけど、休んだ時があったから。
なぜ、やろうとしたけど、休んでしまったの?
→(つづく…)
【今日の一言】
「問題が見つかれば、
すでに半分以上解決したようなモノ!」