今、起業家が注目すべき問題のひとつ、さまざまな業種において価格破壊について。その原因は何なのか?価格破壊を起こしているのは誰なのか?お話していきます。
こんにちは。
ヒットメイクコンサルタント
安田裕紀です。
先日、友人との会話で
ひとつ話題にのぼったのが、
「価格破壊を起こしているのは誰か?」
つい先日、師ともこの話題について話があがったばかり。
実は今、ニュース記事になるほど
注目されている問題のひとつであり、
この答えを知ることは、
2015年以降、起業家が結果を手にする上で、
とても重要な手がかりになるポイントです。
このブログを読んでいる起業家の皆様の中でも、
「価格をさげないと売れないんじゃないか・・・」
「価格以外で選ばれるためにはどうしたらいいのか・・・」
という悩みを多少ならずとも抱えている方が
いらっしゃるかもしれません。
たとえば、
ネイルケアにおいて、
3,000円程度でできるお店もあれば、
1万円以上の価格をつけているお店もある。
ホームページ制作において、
数万円で請け負う人もいれば、
50万円、100万円という
単価をいただいている人もいる。
【価格はあってないようなもの】
と感じている人も少なくありません。
では、
なぜ、このような格差が生まれているのか?
そして、
価格破壊を起こしているのは、いったい誰なのか?
大企業?
いいえ、ちがいます。
世の中のさまざまな業界で、
価格破壊を生み出しているのは、
実は、”起業初心者”なのです。
その多くは、
その仕事を”本業”にしていない
「副業型起業家」
その仕事で”食べている”わけではない
「にわか起業家」
であり、
このような人達は、
資格や技術、スキルをとって、
それを安売りしてしまうのです。
(もちろん、すべての人がというワケではありません。)
たとえば、
ネイリストの資格を取った。
そして、友達や知り合いに”お友達価格”と称して、
「私は、2,000円でいいよ〜。」
「2,000円でやったげるよ〜。」
と”適当”に価格を決めてしまう。
ウェブやデザインを勉強して、
ホームページ制作ができるようになった。
そして、知り合いから、
相談がきて依頼を受けたとき、
「うーんそうだな、3万円とかで大丈夫だから〜。」
と”その場の思いつき”で価格を決めてしまう。
ネットが普及し、情報化が進んだ今の時代、
資産や人脈がなくとも、
誰でも起業独立できる、ビジネスを始められる環境は整ってきました。
しかし、同時に、
先の展望なく、なんとなくな思いつきで「価格」を決めて
ビジネスを始めてしまう人も少なくありません。
このような
「副業型起業家」
「にわか起業家」
の存在が、
世の中のお客様の”適正価格の当たり前”を狂わせ、
価格破壊を起こしている
と言われています。
では、私たち起業家は、
このような状況において、
安売りしている起業家と比較されることのない、
価格で勝負せず選ばれるようになるためにはどうすればいいのか?
次回は、その手がかりをお話していきます。