こんにちは。
起業家のためのセルフプロモーションマーケティング
共感プロモーションの専門家
ヒットメイクコンサルタント安田裕紀 です。
先月配信したメール講座の中で、
読者の皆さまから特にご好評頂いた
熊本県PRキャラクターである
ゆるキャラ【くまモン特集】をお届けしています^^
第1話はこちら
経済効果日本一の売るキャラから学ぶ「新・共感認知フロー」
第2話はこちら
6億4000万円の効果を生み出した くまモン物語化戦略
第3話はこちら
くまモンが公務員であり続ける理由
と、ここまで3回に渡り、
熊本県PRキャラクターくまモンを
特集してきましたが、
楽しんで頂けましたでしょうか?^^
あなたのビジネスに
活かせるヒントは得られましたか?
最終回は、
くまモンの大躍進を支える
「人」・「チーム」に焦点を当てて
お話ししたいと想います。
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【 くまモン大躍進を支えるチームのトライスピリット 】
くまモン戦略を担当しているのは、
熊本県庁ブランド推進課。
これまでご紹介してきたように、
大人気くまモンが誕生するまでに
繰り広げられた戦略の多くは、
・他のゆるキャラがやっていないこと
・他の県が行なっていないこと
など、ある種、
【常識を超えたアイディア】ばかりです。
熊本県が”挑戦”し続けられるのには、
理由があります。
まずは、
誕生当初からくまモン戦略を面白がって、
職員たちの背中を押してくれた
トップ(熊本県の蒲島知事)の理解。
最初の関西進出の際には、
蒲島知事とくまモンがそろって、
あの吉本新喜劇にも登場!
政治家は、「縁起が悪い」と
滑ったり、転んだりすることを嫌うそうですが、
蒲島知事は、くまモンと共に
新喜劇でみごとなズッコケを披露したとか(笑)
そんな蒲島知事の口癖は、
「皿を割れ。」
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挑戦するからこそ
皿が割れる(失敗)することもある。
何もしない人が皿を割ることはない。
だからこそ、失敗を恐れずに挑戦してみろ。
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というメッセージが込められていて、
ブランド推進課の様々なチャレンジを
後押ししているそうです。
もうひとつは、
斬新なくまモン戦略を生み出す
ブランド推進課のチームワークです。
今や、
くまモンの使用許可だけでも
毎月400件以上を超え、
申請件数や相談数は、
数千件にのぼるほどのハードワーク(驚)
そんなブランド推進課の
このプロジェクトにかける姿勢は、
「迷ったらゴー」の精神!
常に、リスク認識や万全の準備はしつつも、
どうするか迷ったときには、
まず勇気をもって行動に移すこと。
そして、職員の誰かが悩みや問題にぶつかると
すぐさま全員で共有して、
”その場で”議論をして方針を決めていく。
職員全員が、一致団結し、
共にリスクを負うと決めているからこそ、
ここまで勇気をもって
走り抜くことができたそうです。
熊本県知事をはじめとした
くまモン戦略に関わるメンバー全員が
熊本県とくまモンに
深い愛着をもち、
驚くべき『トライスピリット』と
『チームワーク』を発揮したからこそ、
くまモンはここまで育ってきた
と言えるのではないでしょうか^^
正直、くまモン特集を書きながら、
このようなムーブメントを巻き起こす
様々なチャレンジを
企業や個人ではなく、
公務員の方々が成し遂げたことに
本当に驚きました。
「安定」という言葉は、
現状維持ではないと私は想っています。
特に、起業家にとって、
現状維持は不可能に近い。
自転車は、ペダルを漕ぐことをやめれば、
すぐに倒れてしまいます。
ペダルを漕ぎ続け、進み続けることで、
はじめて、倒れることなく
バランスを取ることができる。
同じように、私たち起業家は、
「進み続けるか」
もしくは、「何もせず衰退するか」
どちらかしかありません。
常に新たな挑戦を続けるくまモン戦略と、
それを支える人達の姿勢を知って、
あなたは、どちらを選びますか?^^
もちろん、「前者」ですよね!
ぜひ一緒に、
トライし続けていきましょう(^_-)☆
【今日の言葉】
「 栄えるか衰えるか。挑戦し続ける起業家であれ(^0_0^) 」
みなさんはどう思われましたか?